Rawlings REV1Xのご紹介

超軽量、形状フィット、プレー対応―フィールドで、唯一無二のプレイアビリティを一貫して提供するグローブ。Rawlings REV1Xは、Carbon DLS™プロセスで可能になった未来を形作りながら、グローブの歴史を書き換えます。

 

 

REV1Xのような革新的な製品の開発をお考えですか?

Carbonの存在意義は、デザイナーやエンジニアおよびチームが、革新的な製品をより早く市場投入できるよう支援することにあります。このハンドブックでは、私たちがワールドクラスのブランドと協力し、数えきれない程の画期的な製品の開発を通して得た洞察を盛り込んでいます。今すぐこのハンドブックをダウンロードして、Carbon DLSプラットフォームの変革力を解き放ってみませんか。

 

究極のパフォーマンスのためのイノベーション

Rawlingsは、いくつかの革新的なパフォーマンス主導のテクノロジーで、守備に革命をもたらす新しいグローブを作ろうとしていました。従来のグローブは、試合で使用できるようになるまでに数週間から数カ月かかる場合があります。Rawlingsは、この期間を短縮すると共に、グローブが耐久性を損なうことなく、プレー中まで含め形状をより長く維持できるようにしようとしました。さらに、柔らかいキャッチ・ポケットを硬い小指と親指部分で補完し、フィールドで捕球する選手に自信とコントロールを与えることが重要でした。

従来のグローブの製造方法では、フェルト製インサートを使用して親指と小指を補強していましたが、、Rawlingsは新しい高性能基準を満たすために、重量を増やさずに剛性を細かく制御できる材料を必要としていました。

Rawlingsは、これを実現する精密に調整されたラティス補強パーツを設計しプリントするために、CarbonとDLSプロセスに目を向けました。CarbonのFPU 50材料は、最適な剛性と重量の比率を実現しています。FPU 50の可鍛性によりグローブは選手の手にフィットし、理想の形状を従来の材料よりも長く維持することができるのです。その結果、試合に早く、そして長く対応できる、超軽量でプロフェッショナルなグローブが誕生したのです。


RAWLINGS’ REV1Xパフォーマンスデータ

30%

重量減少

2倍

剛性(対重量比)

21%

靭性(フェルト対比)


 

機能材料

Carbonは、高性能アプリケーションに適したエンジニアリンググレードの材料を幅広く提供しています。

詳細はこちらから:FPU 50

Carbon Design Engine™

ラティスデザインは、多くの機械的および機能上の利点を提供します。Carbon Design Engine™を使用すると、これらの利点へ簡単にアクセスすることができます。

詳細はこちらから:Design Engine™


Carbon DLS:

成功へのプラットフォーム

RawlingsのREV1Xは、新しい工法と高度なテクノロジーを使用して、フィールドでの選手のパフォーマンスを向上させたいというRawlingsの願望を物理的に具現化したものです。Rawlingsの絶え間ないイノベーションの追及と、Carbon DLSエコシステムによって、これは画期的なテクノロジーであり続けます。


高性能製品の高速化

 

130年以上のグローブ製造の専門知識をもってしてもRawlingsは、既存の設計基準に挑戦することが簡単な仕事ではないことは認識しています。Carbonのアプリケーション開発チームはRawlingsのデザイナーチームと緊密に協力し、彼らのクリエイティビティとCarbon DLS設計の専門知識を、Rawlingsのグローブ製造に関する深い知識と融合させました。

RawlingsとCarbonは最適なパターンに到達するまで、大幅に短縮された開発タイムラインの中で無数のラティス設計を繰り返しました。Carbon M2プリンタへの無制限のアクセスにより、Rawlingsのデザイナーチームは非常に迅速に設計改良を重ね、アイディアをテストすることができ、従来の開発プロセスの過程で通常発生する高額な出費を回避しました。

詳細はこちらから:M2


「Carbonのチームは、このグローブで限界を超えることを本当に助けてくれました。私たちの施設内に自分たちのプリンタがあるということは、思いついたデザインをすぐに試すことができるということです。」

Ryan Farrar
Ball Glovesシニアディレクター Rawlings


アイディアから現実へ

発見

開発

製造

プロジェクト・キックオフ

Carbonは、Rawlingsでデザイン・スプリント・ワークショップを開催し、明確な製品要件、ビジョン、および経営幹部からのサポートを得ました。

RawlingsがM2を導入

Rawlingsは、Carbonのアプリケーションエンジニアが提供したラティスデザインを使用して、社内での3Dプリントを始めました。

Fast Radiusへ引き継ぎ

Fast Radiusは、REV1Xの最終的なラティスデザインを量産するために、Rawlingsとの共同作業を開始しました。